「保育士を目指しているけど、どうやったらなれるんだろう……?」
保育士という仕事に興味がある・なりたいけれど、なり方が分からない。
実は、保育士になる方法はいくつかあるんです。今回は、保育士という仕事に興味がある人に、保育士になるための2つの方法を解説していきます。
おまけとして、最後に就職先を決める時のアドバイスも載せているので、ぜひ読んでみてくださいね。
わたしは短期大学の保育科を卒業して、保育士になりました。卒業してから6年間、いくつかの保育園や幼稚園を経験して今も保育士として働いています。
今回は、そんなわたしの経験を踏まえてお伝えしていきます。
保育士になれる学校を卒業

保育士になるための1つ目の方法は、大学や短期大学、専門学校などの指定保育士養成施設を卒業することです。
この方法なら必要なことを学び、実習経験も経た上で確実に資格を取得することが出来ます。ただし、必要単位の取得や実習を経験することが必要になるので注意してください。
わたし自身も保育科のある短期大学を卒業し、資格を取得することが出来ました。
今は学生の身で将来保育士になろうと考えている人や、じっくり確実に保育士の資格を取りたい人。そんな人は、これが一番確実な方法になると考えられます。
保育士試験を受けて合格

2つ目の方法は、年2回実施される保育士試験を受験して合格することで資格を取得する方法です。
この方法では、1つ目の方法のように指定された学校で学ぶ必要はなく、学び方もオンラインスクールや通信学習など自由です。しかし自力で8つの試験科目全てに合格する必要があります。
また、すでに就職している人なら児童福祉施設で2年以上の勤務経験があれば試験を受けることが出来ます。ただしこちらも、試験に合格しなければ資格は取得できないので注意が必要です。
このように、年2回行われる保育士試験を合格することで資格を取得することは出来ます。
こちらは1つ目の方法よりも条件が厳しく、しっかり勉強をして試験に合格する必要があります。そのため、ハードルは少し高くなると考えた方がよいでしょう。
就職先はしっかり下調べ

晴れて保育士になり「さあ就職するぞ!」という時。実はしっかり就職先を見極める必要があります。
なぜなら就職先の人間関係や労働環境によって、自分にかかる負担は全く異なるものになってくるからです。
だからこそ、事前の情報収集が欠かせません。情報収集の方法は、大きく分けて
①自力で調べる
②口コミや転職サイトで情報を集める
この2つに分けられます。
まず、1つ目の方法について解説します。
就職したいと考えている施設がすでにある場合、ほとんどの保育園や幼稚園は事前に見学をして話を聞くことが出来ます。このように気になる就職先を訪れ、情報収集することで自分の目で見て判断することが出来るのが大きなメリットにもなります。
2つ目は、口コミなどの人からの情報を頼りにする方法です。
知り合いなど人に話を聞くという方法もありますが、私がおすすめするのは保育士専門の転職サイトを利用することです。
私も以前、転職する時に利用してみました。就職したいと考えている保育施設の情報を教えてくれるだけでなく、実際に働いていた人の声なども聞くことが出来ます。サポートも充実しているのでおすすめです。
せっかく前向きに仕事をしようと思っていても、人間関係や業務量などがきつい職場ではしんどくなってしまいます。
だからこそ、就職前にはしっかりと情報収集をして、その上で自分で考えて就職先を決めるのが良いでしょう。
まとめ
以上、保育士になるための方法を解説しました。
保育士になるために一番簡単で確実な方法は、大学などの指定保育士養成施設を卒業すると同時に資格を取得すること。
二つ目は、高等学校卒業後、自力で学んで保育士試験を受けて合格する方法です。
おまけとして、保育士として働くときには就職先の情報をしっかり調べてから決めるのが良いということをお伝えしました。
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